クレジットカード

おすすめ法人カードの人気ランキング14枚を徹底分析

おすすめな法人カード

「個人事業主になったけど法人カードって持っておいたほうがいい?」「コスパ良く使える法人カードを作りたいけどどれがおすすめ?」

法人カードは経営者にとって便利なツールの一つですが、何を基準に選べばよいか分かりにくく、作るのを躊躇している人もいるのではないでしょうか。

それでも、個人カードとは別で持つべき理由や、従業員数の少ない中小企業でも持つメリットはあります。

ここでは法人カードの選び方を解説、年会費無料などこだわりポイントごとにおすすめ法人カードを紹介しています。

求める条件にぴったりの法人カードを選んで、ベネフィットを得ながら経営効率のアップを目指しましょう。

この記事の内容

年会費無料で経営効率アップにもつながる高スペックのおすすめ法人カード

できるだけ経費をかけたくないなら、まずは年会費無料の法人カードがおすすめです。

無料でもビジネスに役立つ機能が充実し、利用金額に応じてポイントも貯まるので経営効率アップにもつながります。

ビジネスサポートが豊富な年会費無料の三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズ

公式サイト https://www.smbc-card.com/hojin/lineup/biz_owners_index.jsp
申込対象 満20歳以上の中小企業代表者、または個人事業主(副業、フリーランス可)
年会費 無料
ポイント還元率 0.5%
利用限度額 〜500万円
追加カード/年会費 無料で最大19枚まで、ただし発行は役職員に限る
ETCカード/年会費 本カード1枚につきETCカード1枚発行、前年度利用がなければ550円
会計ソフト連携 楽楽精算、経費キャッシュレス、MAJOR FLOW Z KEIHI
申込時の必要書類 本人確認資料
※決算書・登記簿謄本不要
特典 ・対象の個人向け三井住友カードとの2枚持ちで最大1.5%のポイント還元
・4種類から選べる無料保険
・ASKUL、Amazonビジネスの利用に対応
・福利厚生代行サービスで宿泊から人間ドッグまで割引料金に

三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費無料でフリーランスや副業でも申し込める間口の広さが特徴の法人カードです。

申し込みに登記簿謄本や決算書は不要で、カード発行まで最短1週間、リボ払いやキャッシングにも対応と柔軟な使い方ができます。

追加カードは役職員のみに限られますが年会費は無料のままで、ETCカードも利用さえすれば追加費用はかかりません。

無料で豊富なビジネスサポートを利用しながら個人カード感覚で使えるので、初めて作る法人カードにぴったりです。

年間100万円以上使うならゴールドがおすすめ

三井住友カード ビジネスオーナーズには一般カードのほかにゴールドカードがありますが、申し込み条件は一般カードと同様です。

ゴールドカード特有の空港ラウンジサービスやショッピング補償も付帯し、何よりステータス性が高まるのが魅力的。

年会費は5,500円ですが、年間100万円以上利用の条件をクリアすれば翌年度以降は永年無料と維持費がかからなくなります。

また、毎年100万円の利用があると特典として10,000ポイントプレゼントもあり、一般カードを持つより遥かにお得です。

利用額が多額になりそうなら、自信にもつながるゴールドの法人カードを持ってビジネスに挑んでみましょう。

決算書・登記簿謄本なしの個人与信で持てるセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

公式サイト https://www.saisoncard.co.jp/amextop/cp-af-cat/cobalt.html
申込対象 個人事業主またはフリーランス、経営者(高校生を除く)18歳以上の社員、または本会員と同一生計・同姓の18歳以上(高校生を除く)
年会費 無料
ポイント還元率 最大0.5%
利用限度額 個別で設定
追加カード 9枚まで永年無料で作成可能
※対象は18歳以上の社員、または本会員と同一生計・同姓の18歳以上(高校生を除く)
ETCカード 無料で5枚まで発行可能
会計ソフト連携 かんたんクラウド(月額利用料 3カ月無料の優待)
申込時の必要書類 本人確認資料
※決算書・登記簿謄本不要
特典 ・Amazon WebサービスやYahoo!ビジネス、モノタロウなどでポイント還元率4倍
・事務用品の購入や宅配便、レンタカーなどが法人レートで利用可能になる特別優待
・エックスサーバー初期設定費用料無料

アメリカン・エキスプレスブランドの中で、個人・法人を含めた中でも数少ない年会費無料のクレジットカードがセゾン・コバルトです。

追加カードは9枚まで、ETCカードは5枚まで無料で作成可能、発行対象は年齢条件を満たす社員や家族とゆるいので、複数発行が前程の中小企業経営者におすすめ。

主にネット関連サービスでのポイントアップや優待が豊富で、ポイント還元率は最大で2.0%も可能とお得感があります。

また、利用限度額も上限については言及はなくニーズに合わせて審査により決定、一時増額にも対応と新しいチャレンジがしやすい法人カードです。

機能面や特典はシンプルで追加カードも3枚まで無料のライフカードビジネスライト スタンダードカード

ライフカードビジネスライト スタンダードカード

公式サイト https://www.lifecard.co.jp/card/credit/bussinesslight/
申込対象 法人または個人事業主
年会費 無料
ポイント還元率 -
利用限度額 10〜200万円
追加カード 3枚まで無料
ETCカード 1枚無料
会計ソフト連携 -
申込時の必要書類 法人は本人確認資料のみ
特典 ・提携弁護士の法律相談1時間無料
・宿泊施設やジム、映画館の優待割引(福利厚生)
・MastercardビジネスアシストやVISAビジネスオファーによる優待

ライフカードの法人カードの中で、最も手軽に発行できるのがビジネスライト スタンダードカードです。

機能面や特典はシンプルで、ポイント還元が無い点も特徴的。

それでも追加カードは3枚まで、ETCカードも1枚のみ無料で作成可能なので、必要最低限の機能で十分と考えている経営者に向いています。

申し込みから発行までは最短2営業日と審査が早いクレジットカードなので、キャッシュフローの関係で作成を急ぎたい人にもおすすめです。

優待による割引や大幅な還元率アップがある法人カード

お得さを重視したい経営者は、優待による割引や大幅な還元率アップがある法人カードがおすすめです。

特定のサービスで優待があることが多いので、利用頻度が多いほど経費削減につながります。

充実の付帯サービスで総合力が高い実質還元率1.5%のJCB CARD Biz

JCB CARD Biz

公式サイト https://www.jcb.co.jp/corporate/houjin/biz.html
申込対象 20歳以上の法人代表者または個人事業主
年会費 初年度年会費無料、翌年度以降1,375円
ポイント還元率 0.5%
利用限度額 10万~100万円
追加カード なし
ETCカード 1枚無料
会計ソフト連携 弥生会計(優待割引あり)、freee、ソリマチ
申込時の必要書類 法人は本人確認資料不要
特典 ・海外での利用でポイント2倍
・Amazon、高島屋、小田急で還元率3倍などのポイントアップ
・最高3,000万円の国内外旅行傷害保険

JCB CARD Bizは、Amazonや百貨店など経営者が利用することが多いお店でポイント3倍、実質還元率1.5%で買い物ができる法人カードです。

最も還元率が高いのがスターバックスの利用で、通常の10倍(還元率5.0%)とどんどんポイントが貯まります。

付帯する保険も充実しており、海外だけでなく国内旅行の障害保険が3,000万円、ショッピングガード保険は海外で100万円などどこに行くにも安心です。

発行できるのは1枚のみで追加カードはないので、主に個人事業主やフリーランスの人向けの法人カードと言えます。

還元率1.0%でガソリン代割引が嬉しいNTTファイナンス Bizカード レギュラー

NTTファイナンス Bizカード レギュラー

公式サイト https://www.ntt-card.com/biz/apply3/bizcard/
申込対象 満20歳以上の法人もしくは個人事業主
※法人は連帯保証人が必要
年会費 無料
ポイント還元率 1.0%
利用限度額 40・60・80万円
追加カード 10枚まで無料
ETCカード 1枚あたり550円
会計ソフト連携
申込時の必要書類 本人確認資料、法人のみ登記事項証明書も必要
特典 ・出光キャッシュバックシステムにより最大40円/Lキャッシュバック
・PDFやCSVで保存が可能なWeb明細編集機能
・ポイントモール「倍増TOWN」経由での買い物で還元率最大26倍
・JR東海エクスプレス予約サービス、チケットレスサービス

NTTファイナンス Bizカード レギュラーは、年会費無料ながらポイント還元率1.0%で、さまざまなビジネスサービスを受けられるのが魅力の法人カードです。

ポイントは他社ポイントやギフト券などに交換可能なので、使い勝手の良い方法でお得に利用できます。

また、全国約6,300カ所の出光、昭和シェルのサービスステーションでは月間利用額に応じてガソリン料金のキャッシュバックがあるので、車利用の多い会社は必見。

例えば月間10万円以上利用で20円/L引、20万円以上以上利用で40円/L引(いずれも月間100Lまで適用)と金額も大きいので経費の削減に繋がります。

社会的な信用度と高ステータスでコスパが良いおすすめ法人カード

高ステータスな法人カードは高額な年会費がネックになりがちですが、中には付帯サービス内に対して割安感があるものもあります。

ここでは社会的な信用度を高めつつ、充実の優待が受けられてコスパも良い法人カードを3つ厳選しました。

JALマイル高還元の法人カードはセゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カード

公式サイト https://www.saisoncard.co.jp/amextop/sbs-pro/
申込対象 個人事業主、経営者、会社員など18歳以上で安定収入のある人(学生不可)
年会費 22,000円
※年間200万円以上のショッピング利用で翌年度年会費11,000円
ポイント還元率 0.5%
※JALマイル還元率最大1.125%
利用限度額 個別で設定
追加カード 1枚あたり3,300円、9枚まで作成可能
ETCカード 無料で5枚まで作成可能
会計ソフト連携 -
申込時の必要書類 本人確認資料
※決算書・登記簿謄本不要
特典 ・24時間365日、専任コンシェルジュサービス
・還元率1.0%でJALマイルに自動移行する「SAISON MILE CLUB」無料(通常年会費4,400円)
・世界1,300カ所の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料(通常年会費460米ドル)
・Tablet Plus加盟ホテルでVIPアップグレードや優待特典が受けられる「Tablet Plus」が無料(通常年会費9,900円)
・名門コースでプレー、プロによるコースレッスンに参加できる「セゾンプレミアムゴルフサービス」を11,000円で利用可能(通常年会費26,400円)

条件を達成すれば、年会費11,000円でアメックスのプラチナカードが所有できる高コスパカードです。

プライオリティ・パスやTablet Plusに無料で登録できて国内外での旅行や出張をアップグレードできるほか、接待には欠かせないゴルフサービスも必見。

また「SAISON MILE CLUB」は、登録無料で利用でき、還元率1.125%でJALマイルが受け取れるお得なサービスです。

年会費以上にステータス性と特典が豊富な法人カードは、1枚あれば経費削減と福利厚生の充実の2つが叶えられます。

JCB最上位の優待が受けられるJCBプラチナ法人カード

JCBプラチナ法人カード

公式サイト https://www.jcb.co.jp/corporate/houjin/platinum.html
申込対象 18歳以上の法人または個人事業主
年会費 33,000円
ポイント還元率 0.5%
利用限度額 150万円〜
追加カード 枚数上限なし・1枚につき年会費6,600円
ETCカード 枚数上限なし・無料
会計ソフト連携 弥生会計、freee、ソリマチ
申込時の必要書類 個人事業主:本人確認資料
法人:登記簿謄本
特典 ・宿泊や航空券の予約サービス、エンターテインメントに関する相談ができる「プラチナ・コンシェルジュデスク」が24時間365日利用可能
・世界1,300カ所の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料(通常年会費460米ドル)
・厳選の国内レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分無料になるグルメ優待
・国内外旅行傷害保険最大1億円、国内外500万円、航空機遅延保険など自動付帯保険が充実
・1年間で100万円以上利用するとポイント還元率が60%アップ

最高ランクのプラチナステータスカードが年会費33,000円で持てるのが、JCBプラチナ法人カードです。

24時間コンシェルジュサービスでは旅行や航空券の予約をしてくれるので、個人事業主の雑務にかかる時間の削減が可能に。

また付帯保険は内容・金額とも充実しており、カードで購入した品物に補償が付く「ショッピングガード保険」は国内でも上限500万円と高額です。

このほか、JCBならではのエンターテインメント系の優待やお得なポイントアップ制度など、JCBの付帯サービスをフル活用できる内容となっています。

接待向け飲食店の利用が多いならダイナースクラブ ビジネスカード

ダイナースクラブ ビジネスカード

公式サイト https://www.diners.co.jp/ja/corporate/cardlineup/business.html
申込対象 27歳以上の法人、団体等の代表者、役員または個人事業主
年会費 27,500円
ポイント還元率 0.5%
利用限度額 制限なし
追加カード 2枚まで無料発行
ETCカード カード1枚につきETCカード1枚無料発行
会計ソフト連携 freee
申込時の必要書類 本人確認資料
※決算書・登記簿謄本不要
特典 ・24時間365日、JAL国内線を利用した出張の手配をサポートする「JALオンライン」利用可能
・国内外の旅行に関する手配・相談ができるトラベルデスク利用可能
・エグゼクティブ ダイニング対象レストラン・料亭で、所定のコース料理を2名以上の利用で1名分、6名以上の利用で2名分無料
・国内外にある100の名門ゴルフ場の予約代行、プリンスゴルフリゾーツ優待、自動付帯のゴルファー保険とゴルフ関連サービスが充実

接待が多い人におすすめなのが、飲食やゴルフ関連の優待が豊富なダイナーズクラブ ビジネスカードです。

エグゼクティブ ダイニングは最大2名までの料理コースが無料になるなど、上質な場と食を提供しながら経費の削減ができます。

また、ゴルフに行く機会が多いなら、ゴルファー保険自動付帯も嬉しいポイント。

傷害や賠償など万が一の備えに加え、ホールインワン・アルバトロスの費用負担もあってプレーに集中できます。

旅行・飲食などエンターテインメント系に強いだけでなく、健康管理や法律相談、業務に関する優待も充実した価値ある1枚です。

高還元重視の堅実派経営者におすすめの法人カード

法人カードでもポイントをしっかり活用したい堅実派の人は、還元率を重視して選んでみましょう。

貯まるポイントは利便性が良いものか、マイルや他のポイントへの交換効率も重視して3つの法人カードを厳選しました。

マイルを貯めるならアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

公式サイト https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-business-corp-card/
申込対象 法人代表、個人事業主
年会費 36,300円
ポイント還元率 1.0%
利用限度額 上限なし
追加カード 1枚につき年会費13,200円
ETCカード 本カード1枚に対して20枚まで、追加カード1枚に対して1枚、年会費550円で発行可能※6枚以上の発行は電話申し込み
会計ソフト連携 freee
申込時の必要書類 個人事業主:本人確認資料
法人:登記簿謄本
特典 ・メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,300円)登録で還元率最大3.0%
・ビジネス情報データベースサービス「ジー・サーチ」年会費無料
・福利厚生プログラム「クラブオフ」に年会費無料でVIP会員登録可能
・「ゴールド・ワインクラブ」でワイン選びや銘柄の質問などをソムリエ・バイヤーがサポート
・キャンセルや返品の補償もある充実のプロテクション・サービス

メタル製で重厚感があるアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ANAマイルを貯めるなら持っておいて損は無い法人カードです。

通常の買い物でのポイント還元率は1.0%で、ANAマイルの場合は1,000ポイント=1,000マイルの等価交換となります。

さらに「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録してボーナスポイントプログラムに参加すると、対象店舗での買い物が還元率3.0%に。

対象店舗・サービスの一例は以下の通りです。

  • ヤフーショッピング
  • Amazon
  • iTunes Store、App Store
  • ヨドバシカメラ
  • アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
  • 一休.com(国内宿泊)
  • HISオンライン予約(海外航空券、海外ホテルなど)

実質ANAマイルの還元率が最大3.0%となり、他では見ない高さとなっています。

このほか、追加カードごとの利用限度額をいつでも設定・変更できるので資金管理しやすいのも特徴の一つ。

アメックスゴールドならではの優待も充実しているので、マイルを貯める以外にもメリットが多い法人カードです。

群を抜く高還元率1.5%が魅力のAirカード

Airカード

公式サイト https://airregi.jp/aircard/
申込対象 18歳以上の法人または個人事業主
年会費 5,500円
ポイント還元率 1.5%
利用限度額 10万~100万円
追加カード 初回3枚まで発行可能、1枚につき3,300円
ETCカード 複数発行可能、無料
会計ソフト連携 弥生会計、freee
申込時の必要書類 個人事業主:本人確認資料
法人:登記簿謄本、代表の本人確認資料
特典 ・海外利用で最高100万円のショッピングガード保険が自動付帯
・リクルート関連サービスの利用で還元率3.0%以上も可能
・dポイント、Pontaポイントへの等価交換可能

Airカードはリクルート提携のJCB法人カードで、基本還元率1.5%(光熱費は0.5%、ETC利用対象外)とポイントをお得に貯めたい経営者注目の1枚です。

ポンパレモールを使って備品を発注したり、ホットペッパーグルメを使って会食をセッティングしたりすればさらにポイント還元率はアップ。

また、出張時にはじゃらんを使えば2.0%のポイント還元が受けられます。

一方でポイントに特化しているため特典は少なめで、旅行傷害保険や国内ショッピングカード保険の付帯は無く機能面はシンプルです。

あまり特典を利用する機会がない、旅行や出張は少なめという経営者なら特段不便な点はなく、貯まったポイントで経費の削減が目指せます。

楽天で支払いをまとめるなら楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード

公式サイト https://www.rakuten-card.co.jp/service/business-card/
申込対象 楽天プレミアムカードを所有する20歳以上で、安定した収入のある法人代表または個人事業主
年会費 楽天プレミアムカード:11,000円
楽天ビジネスカード:2,200円
ポイント還元率 1.0%
利用限度額 プレミアムカードとの合算で最高300万円
追加カード なし
ETCカード 1枚まで無料、2枚目以降年会費550円
会計ソフト連携 -
申込時の必要書類 本人確認資料、引き落とし口座が法人名義の場合は登記簿謄本が必要
特典 ・VISAビジネスオファーが利用可能
・楽天市場での買い物はポイント還元率5.0%以上
・誕生月や選べるポイント優待サービスでさらにポイント還元率アップ可能(プレミアムカード特典)
・世界1,300カ所の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料登録可能(プレミアムカード特典)
・世界38拠点の現地デスクによるトラベルサポート(プレミアムカード特典)

楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの付随カードとして所有できる法人カードで、単独では持てないという独特の特徴があります。

年会費は2枚合わせて13,200円となりますが、楽天のヘビーユーザーであればすぐに元はとれるはず。

プレミアムカード特典として、誕生月に+1.0%やサービスを選んで+1.0%などがあり、自分の利用傾向に合わせてさらにポイントが稼げます。

また、プレミアムカードは最高位ランクらしく優待が充実しており、プライオリティ・パス無料登録やトラベルデスクなど海外利用時に便利です。

ビジネスの面では、VISAビジネスオファーで業務関連サポートが受けられるので、ポイント獲得と各種優待のどちらも欲しい人にはぴったりの1枚となるでしょう。

コストより付帯サービス重視派におすすめの法人カード

ここでは、クレジットカードに会計処理やビジネスサポート以外の役割も求める人におすすめの法人カードを紹介します。

年会費は決してお手頃とは言えませんが、付帯サービスにはそれ以上の価値を感じさせるハイランクのものです。

24時間コンシェルジュ付きのアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

公式サイト https://www.americanexpress.com/ja-jp/business/credit-cards/business-platinum/
申込対象 法人代表、個人事業主、専門職、有資格者
年会費 143,000円
ポイント還元率 1.0%
※無料で登録可能なメンバーシップ・リワード・プラス利用で最大3.0%
利用限度額 一律の上限なし
追加カード 4 枚まで無料、5 枚目以上はビジネス・ゴールドカードとなり1枚につき年会費13,200円
ETCカード 本カード1枚に対して20枚まで、追加カード1枚に対して1枚、年会費550円で発行可能※6枚以上の発行は電話申し込み
会計ソフト連携 freee
申込時の必要書類 個人事業主:本人確認資料
法人:登記簿謄本
特典 ・24時間365日、電話1本で出張や接待の手配を秘書代わりに行う「プラチナ・セクレタリー・サービス」が利用可能
・生活習慣や運動、食生活などの健康管理と医療に関する無料電話相談サービス「メディカル・コンサルテーション」が利用可能
・「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」で世界1,200カ所以上の空港ラウンジを利用可能
・「ビジネス・プラチナ・カード・アシスト」で海外旅行先での医療機関紹介やレストラン予約などを、日本語可能・通話無料の電話で連絡可能

秘書代わりにもなるプラチナ・セクレタリー・サービスから海外でのサポートサービス、ホテルやリゾートの優待などハイレベルな内容のメタル製法人カードです。

年会費は高額なものの、追加のプラチナカード4枚分の料金も含まれているため従業員や家族も同等のサービスが受けられます。

利用限度額に定めがなく、急な出費やビジネスチャンスにも柔軟に対応。

アメックスのプラチナランクでステータス性も抜群、ビジネスから福利厚生まで国内外問わずあらゆるシーンで活躍します。

最上級のサービスが体感できるラグジュアリーカードGold

ラグジュアリーカードGold

公式サイト https://www.luxurycard.co.jp/goldcard
申込対象 満20歳以上の法人、団体等の代表者または個人事業主
年会費 220,000円
ポイント還元率 キャッシュバック:1.5%
景品交換:最大3.3%
利用限度額 9,999万円
追加カード 最大4枚まで、1枚につき年会費55,000円
ETCカード 発行可能。本カード到着後、別途申し込みが必要
会計ソフト連携 弥⽣会計、MoneyForward
申込時の必要書類 法人口座を引き落とし用口座にする場合は登記簿謄本が必要
特典 ・Gold会員特典として「LCオーナーズコミュニティ」で自社の商品やサービスを無料でラグジュアリーカード会員に告知可能
・国内外問わず24時間365日、電話やメールでコンシェルジュがサポート。平日10:00~18:00限定でチャット機能も利用可能
・対象のレストラン予約で店舗と指定場所の間を⽚道無料でハイヤー送迎
・一般アクセスできない会員制レストランなどのディナーに案内
・全国約200の対象店舗にて、2名以上で所定のコース予約で1名分無料
・世界1,300カ所の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料登録可能

ラグジュアリーカードGoldは、本体が24金コーティングのメタルカードと持っているだけでも特別感が味わえる1枚です。

Goldランクだと、LCオーナーズコミュニティで自社製品を会員に向けて無料でアピールできるので、ビジネスチャンスの拡大にもつながります。

特典は優雅な気分に浸れる内容ばかりで、レストランへのハイヤー送迎や会員制レストランの利用、空港ラウンジ利用など公私ともに充実できる内容。

本カードだけでなく追加カードも年会費は高額ですが、付帯サービスや優待の利用頻度次第ではそれ以上の価値があります。

法人カードは会社規模に合わせて2種類ある

法人カードとは特典がビジネス向けに特化したクレジットカードで、法人化している企業以外でも作れるタイプがあります。

会社名義の法人口座を引き落とし先として指定できたり、個人事業主の場合は屋号で作った口座の指定も可能な点が大きな特徴です。

法人カードは会社規模によって大きく2つに分けられ、それぞれ「ビジネスカード」「コーポレートカード」と呼ばれています。

明確な分類があるわけではありませんが審査対象が異なるので、法人カードを選ぶ際にまず重視したいポイントです。

ビジネスカードは中小企業やスタートアップ向け

ビジネスカードはスタートアップ企業や個人事業主、従業員の少ない中小企業向けの法人カードです。

法人口座ではなく個人口座を指定できるものもあり、まだ経営体制が整っていない駆け出しの頃でも作成できます。

ビジネスカードの中でも「ビジネスオーナー向け」としているのは個人事業主やフリーランスの人が作りやすいカードで、審査も個人カードとほぼ同様。

必要書類に事業に関するものはなく、経営者の本人確認書類のみで良い場合もあり審査スピートも比較的早いです。

ビジネスカードは小規模向けのため追加カードやETCカードの枚数が少ない、または無い場合もあります。

従業員にも持たせたい場合は、追加カードの上限枚数についてもよく確認しましょう。

なお、この後紹介する法人カードを選ぶポイントやおすすめも、ビジネスカードについての内容となります。

経営者ではなく法人が審査対象のコーポレートカード

コーポレートカードとは経営者ではなく法人を対象に発行するクレジットカードで、審査対象は法人そのものとなります。

規模が大きめの企業向けで、引き落とし先は法人口座限定されたり、必要書類として登記簿謄本や決算書が必要だったりと、申し込める人は限定的です。

必要書類は基本的に郵送での提出となり、申し込みから審査完了までに1カ月近くかかることも珍しくありません。

コーポレートカードの特徴は追加カードの枚数が多かったり、限度額が大きかったりする点です。

何事も余裕を持って運営できる点は最大のメリットとなります。

個人事業主はどちらを選ぶべき?法人カードと個人カードの違い

もし1枚のクレジットカードでプライベート用・事業用と併用しているなら、2枚目カードとして法人カードを作るメリットはあります。

事業用の出費を法人カードで管理すると、支出を仕分ける手間が大幅に削減でき、事業にかかる経費も引き落とし金額を見れば一目瞭然です。

個人事業主におすすめのクレジットカードは、会計ソフトとの連携があるため、確定申告の作業も簡略化できます。

一方で、事業にかかる出費がさほど煩雑ではなく項目が少ない場合、そのまま個人カードを使う方がメリットがある場合も。

法人カードは個人カードと違い、支払いは一括払いのみでキャッシング機能がないのが基本です。

ポイント還元率も個人カードのほうが高い傾向にあるので、経理や限度額で特に不便は無いなら個人カードのままでも問題は無いでしょう。

法人カードを選ぶ際のチェックポイントは7つ

法人カードはチェックポイントが多いので、漠然と作りたいと思っているだけではどれを選んで良いのか決められません。

個人カードを選ぶ時とは違った視点も必要となるので、法人カードならではの7つのポイントについて詳しく詳しく解説します。

負担のない年会費か

法人カードは、個人カードと同様に付帯サービスの充実度やステータス性の高さを求めるほど年会費は高額になります。

いくら内容が良い法人カードでも、年会費が経営の負担になるほど高額だと事業に支障が出てしまう可能性も。

例えばステータス性が高いカードブランドでも年会費無料の法人カードはあるので、よく確認して選べばコスパの良いものが見つかります。

ポイント還元率はお得か

利用額が大きいほどポイントは貯まるので、還元率も重視したいところです。

利用額全体に対する還元率はもちろん、備品や手土産購入によく利用する店舗での優待にも注目してみましょう。

例えばAmazonでよく買い物をするなら、基本還元率の3倍のポイントが付与されるJCBブランドがおすすめ。

また、マイルを貯めたいならアメリカン・エキスプレスブランドは種類やランクによって高還元が狙えるので要注目です。

不便のない利用限度額か

これまでバラバラだった経費の支払いを一本化すると、総額が思いのほか大きくなる場合があります。

限度額ギリギリでは使い勝手が悪く、今後事業を発展させていく上でも不便で結局別の法人カードに乗り換えが必要になることも。

ビジネスカードは限度額が低めの傾向にあるので、特に注意が必要です。

事業のステップアップとともにランクアップも見込んでおくか、最初から限度額に余裕のある1枚を選ぶか方針を決めておきましょう。

使いこなせる特典・付帯サービス

せっかく付帯している特典やサービスも、使いこなせなければ意味がありません。

法人カードには旅行傷害保険やショッピング保険、福利厚生代行サービスなどさまざまな機能が付帯しています。

また、ゴールドランク以上になると接待に利用できる飲食店の優待や空港ラウンジサービスなど特典もより上質なものに。

豪華な特典は心惹かれますが、その分年会費もかかりがちで使わなければ無駄な経費になってしまいます。

本当に使いこなせて役立つ特典を選べると経費の削減にもつながるので、おまけ程度に思わず複数の法人カードで内容を比較してみてください。

追加カードやETCカードは必要枚数揃うか

部署や部門ごとにカードが欲しい、複数の営業車にETCカードを搭載したいなどの場合は発行できる枚数にも注目です。

特にETCカードは1枚しか発行できない法人カードも少なくないので、優先度が高いなら細かい条件までよく読む必要があります。

また、追加カードには1枚ごとに年会費がかかる場合があり、本カードが年会費無料でも追加カードやETCカードが有料のパターンも。

追加カードやETCカードを申し込む予定なら、何枚発行できるか・別途年会費はかかるのかに注意して選びましょう。

必要書類は揃えられるか

ビジネスカードは本人確認書類だけの提出で簡単に申し込めるものも多いですが、中には会決算書や登記簿謄本を必要とする法人カードもあります。

決算書は手元にある場合が多くすぐに用意ができますが、登記簿謄本は法務局に申し込んで窓口まで取りに行くか郵送のどちらか。

急ぎで法人カードを作りたい場合、登記簿謄本が必要なものは不向きなので、ビジネスカードか個人カードで個人与信(審査)してくれるところを選ぶのがおすすめです。

利用中の会計ソフトと連携できるか

法人カードはオンライン会計ソフトと連携できることが多く、事務作業の負担軽減や正確さ向上が期待できます。

年度末の面倒な確定申告も、自動で支出を取り込んで仕分けしてくれるので手間は大幅に削減可能です。

法人カードの会社ごとに連携先が異なるので、今愛用している会計ソフトがあれば連携の有無も選ぶ際の重要なポイントに。

これから利用を考えているなら、ソフト側の年会費割引など連携先での特典が用意されているとお得に利用が始められます。

法人カードのメリットは?作るべき5つの理由を紹介

ここまで14の法人カードを紹介してきましたが、どのカードにも共通するメリットもあります。

改めて法人カードを持つメリットを確認し、ビジネスの拡大につながる1枚を見つけましょう。

会計処理の最適化

企業であれば支払いを1つの法人カードにまとめることで、経費の計上漏れを防ぐことができ、一括で内容を把握できます。

レシートや領収書を集めて管理・計算・保管と面倒な事務処理も大幅に省略可能で、会計ソフトと連携すれば自動入力も可能です。

個人の場合、プライベートでの利用と事業用とで明確に区別できるので、支出の仕分けや計算がしやすくなります。

予算管理がしやすいほか、確定申告での手間も減らせて一石二鳥です。

ポイントで経費削減

ポイントが貯めやすい法人カードを作れば、ポイントの有効利用で経費の削減につながります。

例えば飛行機によく乗るならマイルが貯まりやすいものを、百貨店で贈答品を買うことが多いなら、その店舗で優待があるものを選ぶとお得に。

商品券や自社ポイントなど、交換効率の良いアイテムがあるポイントを選ぶのがより多くの経費を削減するコツになります。

特典利用でビジネス効率化

ビジネスに特化した法人カードは、会計ソフトとの連携や出張手配サービスなどビジネスの効率化にも役立ちます。

特に個人事業主は全ての業務を自分でしなくてはならない場合も多く、本業以外に時間をとられがちです。

そのような業務も付帯サービスとして利用できれば、経費をかけずに本業に集中することができ、さらなるレベルアップが目指せます。

支払いがシンプルに

さまざまなところで支払いが発生する場合、支払い期日がバラバラではキャッシュフローを把握しづらく支払いに追われる日々となってしまいます。

支出を法人カードで一本化すれば、支払いは翌月以降の引き落とし日にまとめられ、合計金額で支出も見える化が可能に。

実際の支払いまでにはタイムラグがあり、引き落とし日に備えて資金の準備もしやすいので財務体制を整えるのにも役立ちます。

限度額が高額になる

ビジネスではまとまったお金が必要になるシーンが少なくないため、限度額は高いほど安心です。

特に接待や出張が続くと個人カードではすぐに限度額がいっぱいになってしまうため、限度額が高めの法人カードは役立ちます。

今は必要ないと感じていても業務拡大により急に出費が増えることも考えられるので、限度額には余裕のある1枚が欲しいところです。

自分に最適な法人カードを選んでビジネスを効率化させよう

法人カードは選ぶポイントが多く複雑ですが、まずは重視したいポイントを明確にしてそれぞれのカードを比較してみましょう。

ビジネスの規模や従業員数、求める機能など一つずつ欲しい条件を当てはめていけば、これだと思える1枚に絞れてくるはずです。

法人カードを持っていれば、ビジネス拡大のチャンスを逃さない一方で経理業務を大幅に減らせます。

さまざまな選び方のポイントをもとに、ビジネスをよりスマートに、サービスや優待でお得になる法人カードを手に入れてくださいね。

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