クレジットカード

三井住友カード ゴールドのメリットを解説!事前に知っておくべきデメリットやカード発行の流れは?

三井住友カード ゴールド(NL)メリットは?

「三井住友カード ゴールドを発行したいけれどメリットがよく分からない」と、カードの発行を申し込むか悩む人も多いです。

クレジット機能のみを利用するなら、あえてゴールドカードにする必要があるのか迷いがち。

三井住友カード ゴールドには年会費特典や充実したサービスがある一方で、デメリットも存在します。

三井住友カード ゴールドが自分に合うか判断できるよう、本記事では以下の項目を解説。

  • 三井住友カード ゴールドのメリット
  • 三井住友カード ゴールドのデメリット
  • 三井住友カード ゴールドを発行する流れ

三井住友カード ゴールドのメリットとデメリットを確認して、自分向けだと判断したときスムーズに手続きできるよう、カード発行の流れも紹介します。

三井住友カード ゴールドの主なメリット5つ

三井住友カード ゴールドの主なメリットを確認できるよう、一般カードと比較した結果は以下の通りです。

クレジットカード 年会費(税込) ポイント還元率 利用可能枠 申し込み対象 カードならではの特典 空港ラウンジ ゴールドデスク 旅行傷害保険の上限額 国内旅行傷害保険の上限額 ショッピング保険
三井住友カード ゴールド(NL)三井住友カード ゴールド(NL) 5,500円
※年間100万円の利用で
翌年以降年会費永年無料
0.5% 200万円まで 満20歳以上で
本人に安定継続収入がある
年間100万円以上の利用で
継続ポイント10,000ポイント
2,000万円 2,000万円 年間300万円まで
三井住友カード(NL)三井住友カード(NL) 無料 0.5% 100万円まで 高校生を除く
満18歳以上
2,000万円
三井住友カード ゴールド 11,000円
※Web明細の利用で
翌年度年会費1,100円割引
0.5% 200万円まで 満20歳以上で
本人に安定継続収入がある
5,000万円 5,000万円 年間300万円まで
三井住友カード 1,375円
※Web明細の利用で
翌年度年会費550円割引
0.5% 100万円まで 高校生を除く
満18歳以上
2,000万円 年間100万円まで

三井住友カードのゴールドカードには、以下の2種類があります。

  • 券面に番号の記載がないナンバーレスカード「三井住友カード ゴールド(NL)」
  • 通常のクレジットカード「三井住友カード ゴールド」

2種類のカードは、券面への番号の記載以外に年会費やサービス内容も違います。

一般カードと比較して、ゴールドカードのメリットは以下の通りです。

  • 旅行傷害保険やショッピング補償が充実している
  • 空港ラウンジやゴールドデスクが利用できる
  • 三井住友カード ゴールド(NL)には年会費特典がある
  • SBI証券でクレカ積立をすると還元率が高い
  • 社会的な信用を得やすい

ゴールドカードは2種類とも、保険が充実している上に空港ラウンジやゴールドデスクも利用できるので、旅行の際も便利で快適です。

三井住友カード ゴールド(NL)は、条件を満たすと年会費の負担なくカードを維持できます。

SBI証券のクレカ積立に利用すると、ポイント還元率がアップ。

ステータス性のあるゴールドカードを保有していると、社会的な信用も得やすいです。

旅行する機会が多い人や、ビジネスの場面で使用する機会が多い人は、三井住友カード ゴールドを発行しましょう。

三井住友カード ゴールドは一般カードと共通の特典が豊富

三井住友カード ゴールドは、一般カードと共通して特典が豊富です。

一般カードと共通の特典 詳細
対象のコンビニや飲食店の決済で最大7%還元 Visaのタッチ決済またはMastercardタッチ決済で支払うと特典の対象
・カード現物のタッチ決済で5.0%還元
・スマホのタッチ決済で7%還元
対象のキャッシュレス決済にチャージして決済に利用すると最大5.0%還元 ・キャッシュレス決済へのチャージで0.25%還元
・プリペイド利用すると0.25%還元
家族ポイントで最大5.0%還元 ・家族ポイントサービスに登録
・対象のコンビニや飲食店でカード払いにすると家族1人につき1.0%還元(※最大5.0%まで)
Vポイントアッププログラムで最大8.0%還元 ・Vポイントアッププログラムに登録
・アプリログインや関連会社のサービス利用で最大8.0%還元
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでタッチ決済すると最大7%還元 Visaのタッチ決済またはMastercardタッチ決済で支払うと特典の対象
・カード現物のタッチ決済で5.0%還元
・スマホのタッチ決済で7%還元
学生ポイントで最大10.0%還元 学生が三井住友カードから以下の料金を支払う
・対象のサブスクの支払いで10.0%還元
・携帯電話料金の支払いで2.0%還元
・LINE PayのQRコード決済で3.0%還元

三井住友カードを以下の施設で利用すると、スマホのタッチ決済で7%の還元が受けられます。

  • セブン-イレブンやローソンなどのコンビニ
  • 対象のファミレスやカフェ
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

カードでタッチ決済をすると還元率が5.0%になるため、スマホのタッチ決済を利用しましょう。

Visaプリぺやスマートフォンアプリ「Vポイント」など対象のキャッシュレス決済にチャージすると、0.25%還元の還元が受けられます。

チャージした後でプリペイド利用すると、さらに0.25%還元が受けられるため、最大の還元率は5.0%です。

家族ポイントとは、三井住友カード会員の家族を1人登録するごとに、対象のコンビニや飲食店でのカード払いで還元率が1.0%アップするサービス。

三井住友カードを持っている本会員のうち1人が代表となり、2親等以内の家族を登録するとポイント還元率アップが適用されます。

サービスの利用でポイントアップできるVポイントアッププログラムや、学生向けのポイント還元サービスもあり、特典が豊富です。

一般カードと共通の豊富な特典に加えて、ゴールドカードならではのサービスも受けたい人は、三井住友カード ゴールドを発行しましょう。

三井住友カードの一般カードより保険が充実している

三井住友カード ゴールドの保険の上限額は以下の通りで、一般カードより充実しています。

カードの種類 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 ショッピング補償
三井住友カード ゴールド(NL) 2,000万円 2,000万円 年間300万円
三井住友カード(NL) 2,000万円
三井住友カード ゴールド 5,000万円 5,000万円 年間300万円
三井住友カード 2,000万円 年間100万円

ナンバーレスカードを比較すると、ゴールドカードには国内旅行傷害保険とショッピング補償が付帯。

「国内旅行がメインで海外にはほとんど行かない」「ショッピングする機会は多くても旅行はしない」といった人には、三井住友カード ゴールド(NL)が向いています。

三井住友カード ゴールドは4種類のカードの中で旅行傷害保険の金額が最も高く、旅行中の万が一に備えたい人にぴったりです。

海外では以下の理由で医療費が高額になる傾向にあります。

  • 自由診療が採用されている
  • 公立か私立かによって医療費の水準が異なる

例えば海外で盲腸の手術を受けたとき、地域によっては数百万円の出費になるケースも。

地域 盲腸の手術の相場
ホノルル 260万円程度
ロサンゼルス 160万円~220万円程度
ロンドン 130万円~170万円程度
マドリード 100万円程度
パリ 86万円程度
イスタンブール 52万円程度
上海 11万円程度

出典:海外旅行保険│日本損害保険協会

日本での盲腸の手術は40万円~60万円程度が相場です。

国によっては日本より相場が低いケースもありますが、ホノルルやロサンゼルスのように200万円~250万円程度かかる地域もあります。

海外で病気になったとき医療費が不安だと受診をためらう可能性も考えられるため、万が一への備えは重要です。

海外旅行をする機会が多い人は、旅行傷害保険を重視してクレジットカードを選ばなければいけません。

国内旅行中の補償も用意したいときは三井住友カード ゴールド(NL)、全体的に旅行傷害保険の補償額を充実させたい人は三井住友カード ゴールドを選びましょう。

ゴールドカードとしての補償額は一般的

三井住友カード ゴールドの旅行傷害保険やショッピング補償の金額は、他のゴールドカードと比較しても一般的な価格帯です。

ただし三井住友カード ゴールド(NL)は、補償額が低めの傾向にあります。

カードの種類 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 ショッピング補償
三井住友カード ゴールド(NL) 最高2,000万円 最高2,000万円 年間300万円
三井住友カード ゴールド 最高5,000万円 最高5,000万円 年間300万円
JCBゴールド 最高1億円 最高5,000万円 年間500万円
ゴールドカードセゾン 最高3,000万円 最高3,000万円 年間300万円
オリコカード The Gold 最高5,000万円 最高5,000万円 年間300万円

三井住友カードのナンバーレス以外の年会費は11,000円で、旅行傷害保険の相場は3,000万円~5,000万円程度です。

国際ブランドが発行するプロパーカードであるJCBゴールドは、旅行傷害保険が充実しています。

とはいえ出張や旅行で頻繁に海外を訪れるのでなければ、5,000万円程度の補償があればカバーできる可能性は高いです。

三井住友カード ゴールド(NL)は補償額が低めなものの、年会費を重視しつつ補償もつけたい人には適しています。

例えばゴールドカードセゾンと比較すれば、年会費無料にもできて補償額は1,000万円しか変わりません。

「たまにしか海外に行かないのである程度備えられればいい」「年会費重視で念のため補償をつけたい」といったときには、三井住友カード ゴールド(NL)がぴったり。

補償を充実させたければ、三井住友カード ゴールドを選択しましょう。

三井住友カードのゴールドカードは、年会費と補償額のバランスを考えてカードを選びたい人にも向いています。

ゴールドカード保有者は空港ラウンジやゴールドデスクが利用できる

三井住友カード ゴールドを保有していると、空港ラウンジやゴールドデスクが利用できます。

利用できる空港ラウンジは、以下の通りです。

地域 空港ラウンジ
北海道 ・新千歳空港
・函館空港
・旭川空港
東北 ・青森空港
・秋田空港
・仙台国際空港
中部 ・新潟空港
・富山空港
・小松空港
・中部国際空港
・富士山静岡空港
関東 ・成田国際空港
・羽田空港
近畿 ・伊丹空港
・関西国際空港
・神戸空港
中国 ・岡山空港
・広島空港
・米子空港
・山口宇部空港
・出雲縁結び空港
四国 ・徳島空港
・高松空港
・松山空港
・高知空港
九州、沖縄 ・福岡空港
・北九州空港
・佐賀空港
・長崎空港
・大分空港
・熊本空港
・宮崎空港
・鹿児島空港
・那覇空港
海外 ダニエル・K・イノウエ国際空港

家族カードを発行していれば、家族も空港ラウンジを利用できます。

サービス内容はラウンジによって異なるので、事前に「空港ラウンジサービス」で確かめましょう。

ラウンジを利用する際にはゴールドカードと搭乗券または航空券の提示が必要です。

ナンバーレスカードを持っている人も、カード現物を提示しなければいけません。

普段Vpassアプリでカードを提示している人は、現物を忘れずに持参しましょう。

ゴールドカードを持っている人は、ゴールドデスク(0120-498-012)も利用できます。

ゴールド会員専用のため、急いで問い合わせたいときや口頭で確認したい質問があるときにすぐ対応してもらえます。

すぐに回答して欲しい質問があるときは、電話が繋がらなかったり、折り返しの電話を待つ時間がストレスになりがち。

ゴールドカードなら通常カードより迅速に対応してもらえる可能性が高いので、小さなストレスや焦りを軽減できるのも魅力です。

ゴールドカードならではの特典を利用したい人は、ゴールドカードを発行しましょう。

三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円以上の利用で特典がある

ナンバーレスカードの三井住友カード ゴールド(NL)を選ぶと、年間100万円以上の利用で以下の特典が受けられます。

  • 翌年以降の年会費が永年無料になる
  • 10,000ポイントの進呈を受けられる

三井住友カード ゴールド(NL)は、1度でも年間の利用額が100万円に達すると、翌年以降年会費が一切かかりません。

初年度は5,500円必要ですが、初年度のうちに100万円を達成すれば翌年以降年会費の負担なくゴールドカードを保有できます。

年間100万円利用すると、翌年カード加入月の末日までに10,000ポイントの進呈も受けられます。

三井住友カード ゴールドにはない特典のため、年会費無料やポイント進呈に魅力を感じる人は三井住友カード ゴールド(NL)を発行しましょう。

特典を受けるなら1ヶ月に8万5千円から9万円程度の利用が必要

年会費無料や10,000ポイント進呈の特典を受けるなら、以下の期間内に100万円の利用を達成しなければいけません。

  • 初年度はカード加入日から11ヶ月後末日まで
  • 2年目以降はカード加入月の1日から11ヶ月後末日まで

初年度は、カード加入日から11ヶ月後の末日までに100万円使う必要があります。

加入日に関わらず11ヶ月後末日までと決まっているので、加入日が遅いと対象期間が短くなります。

1月1日に加入したとすれば、12月31日までに100万円支払えば翌年の年会費が無料です。

1月30日に加入しても、11ヶ月後末日は12月31日です。

1ヶ月のうち、できるだけ早く加入すると支払いできる日数が延びるので、毎月上旬頃を目処に申し込みましょう。

初年度に100万円利用するなら、加入月を除いた11ヶ月間、月91,000円ずつカードで支払うと達成可能です。

2年目以降は12ヶ月間かけて1ヶ月に83,500円程度利用すると、100万円に達します。

三井住友カード ゴールド(NL)は利用額が100万円を超える人にメリットが大きいので、利用額も考慮して発行するカードを選びましょう。

SBI証券のつみたてNISAでクレカ積立するとポイント還元率が1.0%になる

三井住友カードの2種類のゴールドカードは、SBI証券のクレカ積立に利用するとポイント還元率が1.0%になります。

クレカ積立とは投資信託の積立をクレジットカードで決済するサービスです。

投資信託の口座を開設する証券会社によって、利用できるクレジットカードとポイント還元率が異なります。

三井住友カードはSBI証券と相性が良く、ゴールドカードをクレカ積立に利用したときのポイント還元率は1.0%。

一般カードをクレカ積立に利用したときのポイント還元率は0.5%のため、倍のポイントを獲得できる計算です。

SBI証券のクレカ積立の価格は、月100円の少額から10万円まで設定できます。

月10万円積立すると、一般カードを利用したときより年6,000ポイント多く獲得可能です。

クレカ積立に利用する
クレジットカードのランク
1ヶ月に獲得できるポイント 1年で獲得できるポイント
ゴールドカード 1,000ポイント 12,000ポイント
一般カード 500ポイント 6,000ポイント

投資信託はプロに運用を任せられる投資商品で、投資初心者でも始めやすいです。

クレカ積立はつみたてNISAにも対応していて、つみたてNISA口座で運用すれば得られた利益が非課税になります。

「将来に備えてつみたてNISAを始めたいけれど知識がなくて不安」「投資にかける時間はないけれど定期的に投資したい」といった人にもぴったり。

SBI証券に口座を開設してクレカ積立を始めるなら、ゴールドカードを発行してより多くのポイント還元を受けましょう。

ゴールドカードはステータス性が高く社会的信用を得やすい

ゴールドカードは一般カードと比較してステータス性が高く、社会的信用を得やすいです。

クレジットカードにはランクがあり、ランクの高いカードを持っていると「年会費を払ってカードを維持できるだけの経済状態にある」と判断されます。

ゴールドカードは一般カードの次にランクの高いカードです。

年会費無料の一般カードも多い中、年会費を支払ってゴールドカードを保有していると経済的に余裕があるとみなされやすい傾向にあります。

クレジットカードのステータス性には発行元も影響

クレジットカードのステータス性には、カードの発行元も影響します。

クレジットカードの種類 発行元 ステータス性
銀行系 ・銀行
・銀行のグループ会社
高い
信販系 信販会社 高い
流通系 ・量販店
・スーパーマーケット
・デパート
一般的
交通系 ・鉄道会社
・航空会社
一般的
消費者金融系 消費者金融 一般的

銀行系のクレジットカードは発行元が銀行または銀行のグループ会社で、発行元の信頼性からステータス性も高いカードです。

信販系は昔からクレジットカードの発行を手掛けてきた実績があり、ステータス性は高め。

流通系や交通系や自社サービスを便利に使ってもらうためのカードで、幅広い人に発行する傾向にあります。

間口が広い分、ステータス性が高いとは言えません。

銀行系グループの三井住友カードは信用が高いため、ゴールドカードを持っているとより信頼を得やすいです。

クレジットカードのステータス性にもこだわりたい人は、三井住友カードのゴールドカードを発行しましょう。

申込前に知っておきたい三井住友カード ゴールドのデメリット3つ

三井住友カード ゴールドのデメリットは、以下の3点です。

  • カードの利用金額が低ければナンバーレスカードでも年会費が発生
  • 基本のポイント還元率は一般的
  • 旅行傷害保険が利用付帯

三井住友カード ゴールド(NL)は年会費無料にできる条件があっても、カードの利用金額が低いと年会費が発生します。

基本のポイント還元率は0.5%と一般的で、高い還元率を期待する人には物足りない可能性も。

旅行傷害保険が利用付帯なので、保険の適用を受けるならカードでの支払いを忘れてはいけません。

申込前に三井住友カード ゴールドのデメリットも知って、自分に合うカードか判断しましょう。

カードの利用が少ない人はナンバーレスでも年会費が発生する

三井住友カード ゴールドの年会費に関するルールは以下の通りで、カードの利用額が少なければナンバーレスでも年会費が発生します。

カードの種類 年会費
三井住友カード ゴールド(NL) 5,500円
※年間100万円の利用で翌年以降年会費永年無料
三井住友カード ゴールド 11,000円
※Web明細の利用で翌年度年会費1,100円割引

2種類のゴールドカードのうち、年回永年無料の特典があるのはナンバーレスカードの三井住友カード ゴールド(NL)のみです。

一度でも年間100万円利用すれば翌年以降年会費は一切発生しませんが、1年で100万円使うには月85,000円程度利用しなければいけません。

公共料金や食費の支払いをすべて三井住友カード ゴールド(NL)にまとめれば、達成できる可能性もあります。

総務省の調査によると、2人以上の世帯の支出額は以下の通りです。

費用の種類 金額
食費 83,800円程度
水道光熱費 25,600円程度
被服費 11,300円程度
合計 120,700円程度

出典:家計調査報告│総務省

食費と水道光熱費をまとめるだけでも、世帯によっては年間100万円の条件を達成可能です。

クレジットカードで家賃を支払えるアパートに住んでいる人は、家賃の支払いに充てると無理なく月85,000円利用できる可能性もあります。

現在の支出額とクレジットカード払いにできる費用の種類をチェックして、条件を達成できるか確認してから三井住友カード ゴールド(NL)を発行しましょう。

三井住友カード ゴールドはWeb明細の利用で年会費割引

三井住友カード ゴールドは、Web明細の利用で翌年度の年会費が1,100円割り引かれます。

年会費無料の特典はありませんが、割引があると年10,000円よりも少ない負担でゴールドカードの維持が可能です。

Web明細の登録は、三井住友カードの公式サイト「WEB明細の登録・解除(個人会員の方)」から行いましょう。

基本のポイント還元率は0.5%で一般カードと変わらない

三井住友カード ゴールドは、2種類ともポイント還元率が0.5%で一般カードと変わりません。

還元率アップを目指してゴールドカードを発行したい人には、物足りない可能性もあります。

ただし三井住友カード ゴールド(NL)なら、年間100万円利用すると10,000ポイント進呈される特典があってお得です。

年間100万円の利用で受け取れる通常ポイントは、5,000ポイント。

10,000ポイント追加で受け取れれば、実質ポイント還元率は1.5%になります。

年間100万円利用すると初年度以外は年会費もかからないため、一般カードよりも高還元を実現可能です。

さらに三井住友カードは、一般カードと共通の特典でポイントアップしやすいカード。

例えば対象のコンビニや飲食店でVisaのタッチ決済またはMastercardタッチ決済をすると、最大7.0%還元が受けられます。

分類 対象の店舗
コンビニ ・セイコーマート(タイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストアも含む)
・セブン-イレブン
・ポプラ(生活彩家も含む)
・ミニストップ
・ローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフも含む) など
ファストフード ・マクドナルド
・モスバーガー など
ファミレスや寿司店 ・サイゼリヤ
・ガスト
・バーミヤン
・しゃぶ葉
・ジョナサン
・夢庵
・かっぱ寿司 など
カフェ ・ドトールコーヒーショップ
・エクセルシオール カフェ など

「1人暮らしなのでコンビニの利用頻度が高い」「家族でファミレスを利用する機会が多い」といった人なら、効率的にポイントを貯められます。

年間100万円以上利用する人や、ポイントアップ対象店舗を利用する機会が多い人は、三井住友カード ゴールド(NL)を発行しましょう。

旅行傷害保険は付帯利用なのでカードでの支払いを忘れない

三井住友カード ゴールドの旅行傷害保険は利用付帯なので、忘れずにカードで支払って保険の適用を受けましょう。

クレジットカードの旅行傷害保険には、以下2つのパターンがあります。

種類 内容
利用付帯 旅行代金を事前に該当のクレジットカードで支払う必要がある
自動付帯 ・クレジットカードを持っているだけで旅行傷害保険が付帯する
・代金の支払い方法はカードでも現金でも構わない

旅行傷害保険が自動付帯のクレジットカードは、持っているだけで旅行傷害保険が適用されるため、特別な手続きはいりません。

利用付帯のクレジットカードは、旅行代金を該当のクレジットカードで支払う必要があります。

三井住友カード ゴールドを持っていても、以下のときには保険の適用を受けられません。

  • 別のクレジットカードで支払った
  • 現金払いにした

三井住友カード以外のカードで支払いをすると、三井住友カードの保険は適用されません。

支払いに使ったカードに保険が付帯されていれば構いませんが、保険のない一般カードで支払うとせっかくのクレジットカードの付帯保険を活かせません。

現金払いにすると、クレジットカードに利用付帯の保険がついていても保障の対象外です。

旅行をする際は、事前に三井住友カード ゴールドで旅行関連代金を支払いましょう。

三井住友カード ゴールドの選び方と発行の流れ

三井住友カード ゴールドを発行するなら、以下のポイントを元に自分に合うカードを選びましょう。

カードの種類 向いている人
三井住友カード ゴールド(NL) ・永年年会費無料で利用したい
・継続ポイントを受け取りたい(※年間100万円以上利用時)
・できるだけ早く発行したい
・29歳以下でゴールドカードを発行したい
三井住友カード ゴールド 保険を充実させたい

三井住友カード ゴールド(NL)には年会費特典があり、一度でも年間100万円利用すると達成の翌年以降、年会費が永年無料になります。

年間100万円以上の利用で10,000ポイントの継続ポイントも受け取れるので、利用金額が高い人にお得です。

三井住友カード ゴールド(NL)は、最短10秒でカードを発行する即時発行にも対応できて、急いでカードを受け取りたい人にもぴったり。

三井住友カード ゴールドは満30歳以上しか申し込めないため、18歳~29歳でゴールドカードを発行したい人は三井住友カード ゴールド(NL)を選びましょう。

三井住友カード ゴールドはナンバーレスカードよりも旅行傷害保険が充実しています。

国内、海外とも3,000万円補償額が高いので、旅行をする機会が多い人には三井住友カード ゴールドがおすすめです。

発行するカードが決まったら、公式サイトから発行の手続きを始めましょう。

三井住友カード ゴールドの発行は公式サイトから始める

三井住友カード ゴールドを発行する流れは、以下の通りです。

  1. 発行したいカードの公式サイトにアクセスする
  2. 申込フォームから申込内容を入力する
  3. 支払い口座を設定する
  4. 入会審査が行われる
  5. 自宅にカードが届くので受け取る

カード発行の申し込みをする際は、三井住友カード ゴールドまたはナンバーレスカードの公式サイトにアクセスしましょう。

公式サイトに用意されている「今すぐ申し込む」ボタンを押すと、申込内容の入力ができます。

希望の国際ブランドや本人情報を入力したら、金融機関サイトに遷移してオンライン口座設定を行いましょう。

金融機関サイトへは自動で遷移するので、案内に従って手続きを進めます。

支払い口座の設定を終えたら入会審査が始まるので、結果が出るまで待ちましょう。

審査結果連絡はメールで届きます。

審査に通っていればクレジットカードが自宅に届くため、受け取って利用を開始しましょう。

申し込みの際に用意するものは3点

三井住友カード ゴールドに申し込む際には、以下の3点を用意しましょう。

  • 運転免許証または運転経歴証明書
  • 本人名義の金融機関個人口座のキャッシュカードまたは通帳
  • 通話可能な携帯電話または固定電話(※ナンバーレスカード希望者のみ)

クレジットカード発行の際は、本人確認が義務付けられています。

三井住友カードへの申込時には、運転免許証または運転経歴証明書を用意しましょう。

「犯罪による収益の移転防止に関する法律」(いわゆる「犯罪収益移転防止法」)により、クレジット会社は、クレジットカードの発行やご融資のお申込みを受けた際に、お客様が申込みのご本人であることを確認させていただく、本人を特定するための本人確認書類を提示(送付)していただき、その記録を一定期間保存することが義務付けられています。

出典:クレジットカードお申込みの際のご本人確認について│日本クレジット協会

運転免許証または運転経歴証明書がないときは、別の書類で代用できるケースもあります。

持っていない人は三井住友カードに問い合わせて、指示に従いましょう。

本人名義の金融機関個人口座のキャッシュカードや通帳は、オンライン口座設定に必要です。

三井住友カード ゴールド(NL)の発行を希望する人は、通話可能な携帯電話または固定電話で電話認証を実施すると、すぐカードの利用を開始できます。

必要書類を事前に準備して、スムーズに申し込みを進めましょう。

カードの発行スピードはナンバーレスカードの方が早い

三井住友カードのゴールドカード2種類のうち、発行が早いのは即時発行も選べる三井住友カード ゴールド(NL)です。

カードの種類 カードの発行方法 最短発行時間
三井住友カード ゴールド(NL) ・通常発行
・即時発行
即時発行なら最短10秒
三井住友カード ゴールド 通常発行 最短3営業日
※カード受け取りまで1週間程度

即時発行とは、最短10秒でカード番号を発行する申込方法です。

カード発行の申し込みを終えたらすぐに審査結果を確認でき、以下の方法で即時利用できます。

  • Vpassに登録してカード番号を確認しネットショッピング
  • Google PayまたはApple Payに設定して店頭でショッピング

ネットショッピングのみではなく、Google PayまたはApple Payに設定すれば店頭でのショッピングも可能です。

「高額の支払いを控えている」「ずっと欲しかったものが見つかったのですぐカードで払いたい」といった人は、即時発行で三井住友カード ゴールド(NL)に申し込みましょう。

三井住友カード ゴールド(NL)を即時発行する流れ

三井住友カード ゴールド(NL)を即時発行する流れは、以下の通りです。

  1. 申し込みフォームに必要事項を入力する
  2. 最短10秒で審査結果を確認できる
  3. 電話による認証で本人確認が実施される
  4. 会員専用WebサービスVpassに登録する
  5. Google PayまたはApple Payに設定する

即時発行では電話による本人確認が実施されます。

連絡先を間違えずに伝え、本人確認を成立させてすぐにカードを使いましょう。

三井住友カードの一般カードを持っている人はゴールドに切り替えもできる

三井住友カードの一般カードを持っている人は、新規にカード発行を申し込まなくてもゴールドカードに切り替えられます。

一般カードからゴールドカードに切り替えるときは、Vpassから申し込みましょう。

一般カードを年間100万円以上利用した人には、年会費無料で三井住友カード ゴールド(NL)にアップグレードするよう案内メールが届きます。

メールを待って切り替えると初年度から年会費がかからないため、初年度の5,500円を支払わずに三井住友カード ゴールド(NL)の保有が可能です。

三井住友カード ゴールド(NL)への切り替え案内メールを受け取るには、以下3つの条件を満たす必要があります。

  • 一般カードの利用金額が年間100万円以上
  • 高校生を除く満18歳以上
  • メールサービス「三井住友カードレター」を受け取る設定にしている

カードの利用額には、以下のように一部計算されない利用先があります。

  • 年会費
  • SBI証券のクレカ積立
  • キャッシング
  • リボ払いの手数料
  • 一部電子マネーへのチャージ
  • 国民年金保険料

一般カードで100万円の利用を目指すなら、集計対象とならない支払いを確認する必要があります。

「三井住友カードレター」を受け取るには、Vpassの「ID・パスワード・メールアドレスなどの照会・変更」手続きページで登録しましょう。

三井住友カードと三井住友カード(NL)は、共に三井住友カード ゴールド(NL)へのアップグレードの案内が届きます。

三井住友カード ゴールドへアップグレードしたいときは、Vpassから切り替えを申し込みましょう。

三井住友カード ゴールドの発行や切り替えには審査が必要

三井住友カードのゴールドカードの新規発行時や切り替え時には、審査が必要です。

三井住友カード ゴールド(NL)へのアップグレードの案内が届いても、必ず切り替えられるとは限りません。

クレジットカードの発行時には利用者の支払い能力を調査するために、審査が義務付けられています。

クレジットを利用するためには、クレジット会社(2者間契約では販売会社)の審査を経なければなりません。クレジットの代金は後払いですので、この審査は消費者の「支払いをする能力=後日、クレジットの代金を支払ってくれるかどうか」を見極めるために行われます。

出典:クレジット会社の審査│日本クレジット協会

クレジットカードは後払いによって利用する仕組みで、手元にお金がなくても商品やサービスを手に入れられます。

後日立て替えたお金を回収しようと思っても、支払い能力がなければ返済ができません。

クレジットカードの発行元は利用者が本当にお金を払ってくれるか確認する目的で、審査を行います。

ゴールドカードは利用可能枠が一般カードよりも高く、返済が滞りやすいため、より厳格に審査を実施。

一般カードからの切り替えであっても、審査なしでは発行できません。

審査で見られる項目は安定収入と返済状況

クレジットカードの審査で見られる項目は、安定収入と返済状況です。

  • 働いていて今後も収入を得る見込みがあるか
  • 自社のクレジットカードで延滞がないか
  • 他社のクレジットカードやローンで延滞や借り過ぎはないか

ゴールドカードを発行するには、自身が働いていて安定継続収入を得ている必要があります。

一般カードから切り替えるときは、三井住友カードの返済を延滞していないかチェック。

延滞があれば一般カードの支払いもできないのに利用可能枠が増えても対応できないと判断され、アップグレードの審査に通りません。

ゴールドカード発行時の審査では、三井住友カード以外で発行されたクレジットカードや、ローンの利用状況も確認されます。

延滞や借り過ぎがあれば、三井住友カードの返済にも影響が出ると思われ審査に通りにくいです。

三井住友カードの一般カードからゴールドカードにアップグレードを目指す人は、延滞を避けましょう。

三井住友カード ゴールドのメリットを知りたい人によくある質問

三井住友カード ゴールドのメリットを知りたい人によくある質問は、以下の通りです。

  • 三井住友カード ゴールドの100万円修行とは何ですか?
  • 三井住友カード ゴールドにメリットがないと言われるのはなぜですか?
  • 三井住友カード ゴールドはどのような人に向いているカードですか?
  • 三井住友カード ゴールドでポイント還元率をアップさせるコツはありますか?

三井住友カード ゴールドに関連して、「100万円修行」という言葉を聞く機会は多いです。

100万円修行について理解すれば、ゴールドカードの発行を目指しやすくなります。

「三井住友カード ゴールドはメリットがない」「自分には向かない」との声もあり、発行すべきか悩む人も多いです。

疑問点がある人は事前に解消して、三井住友カード ゴールドを発行すべきか判断しましょう。

三井住友カード ゴールドの100万円修行ってどういう意味?

三井住友カード ゴールドの100万円修行とは、以下の活動を例えた言葉です。

  • 一般カードで100万円利用し三井住友カード ゴールド(NL)への招待を受ける
  • ゴールドカードで100万円利用し特典を得る

三井住友カードの一般カードから始める人は、100万円利用すると三井住友カード ゴールド(NL)への切り替え案内メールが届きます。

案内メールから切り替えを申し込むと初年度の年会費5,500円がかかりません。

そのため、負担なしでゴールドカードを発行したい人や100万円使えるか不安な人にぴったり。

最初から三井住友カード ゴールド(NL)を発行した人は、100万円利用すると翌年以降の年会費が永年無料になり、10,000ポイントの継続ポイントももらえます。

100万円の利用を達成するまで5,500円の年会費はかかりますが、100万円以上使えれば継続ポイントでかけた年会費以上の還元が受けられお得です。

元々クレジットカードの利用額が高く、初年度で100万円達成できる可能性がある人は、最初から三井住友カード ゴールド(NL)を発行しましょう。

三井住友カード ゴールドはなぜメリットがないと言われるの?

「三井住友カード ゴールドはメリットがない」と言われる理由は、以下の通りです。

  • ポイント還元率が0.5%とあまり高くない
  • 利用額が100万円に達しない人や旅行をしない人は一般カードで対応できる

三井住友カード ゴールドは、2種類ともポイント還元率が0.5%とクレジットカードとしては一般的です。

ただし三井住友カードには豊富なポイントアップ特典があり、特典を活かすと還元率をアップできます。

特典があるため、メリットがないと言われるほど還元率が低くはありません。

三井住友カードは一般カードもポイントアップ特典が共通しているため、あえてゴールドカードを発行しなくてもいいと考える人もいます。

三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円利用すると年会費無料や継続ポイント10,000ポイントの特典を受けられますが、100万円に達しない人は対象外です。

三井住友カード ゴールド(NL)を発行すると国内旅行傷害保険とショッピング補償がつくものの、旅行や高額の買い物をしない人はメリットを感じにくい可能性も。

旅行傷害保険とショッピング補償が充実していても、年会費無料特典や継続ポイントはなく、旅行をしない人は魅力を感じにくいケースもあります。

年間100万円利用できるか、旅行の頻度は高いかを検討して、発行する三井住友カードを選びましょう。

三井住友カード ゴールドはどんな人に向いている?

三井住友カード ゴールドは、以下の人に向いています。

カードの種類 向いている人 共通のメリット
三井住友カード ゴールド(NL) クレジットカードを年間100万円以上利用する ・ステータス性が高く信用を得やすい
・プラチナカードの発行を目指せる
三井住友カード ゴールド 旅行傷害保険とショッピング補償を充実させたい

年会費無料特典や継続ポイントを重視する人には三井住友カード ゴールド(NL)、旅行傷害保険とショッピング補償を重視する人には三井住友カード ゴールドがぴったりです。

ゴールドカード共通のメリットとして、ステータス性の高さが挙げられます。

クレジットカードで社会的な信用を得たい人には、利用額や旅行の頻度に関わらずゴールドカードがおすすめです。

ゴールドカードを使って支払いを続けると、クレジットカードを使い続けられる経済状態にあると判断され信用を得られます。

プラチナカードはゴールドカードよりランクが高く、発行時の審査も厳しい傾向です。

将来的にプラチナカードを持ちたい人は、三井住友カード ゴールドで信用を積み、プラチナカードの発行を目指しましょう。

三井住友カード ゴールドでポイント還元率をアップさせるコツとは?

三井住友カード ゴールドでポイント還元率をアップさせるコツは、一般カードと共通のポイントアップ特典の活用です。

  • 対象のコンビニや飲食店でタッチ決済すると最大7.0%還元
  • 対象のキャッシュレス決済で利用すると最大5.0%還元
  • 家族ポイントに登録すると最大5.0%還元
  • Vポイントアッププログラムに登録すると最大8.0%還元
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでタッチ決済すると最大7.0%還元
  • 学生が特定のサービスをカード払いにすると最大10.0%還元

例えば対象のコンビニや飲食店で三井住友カードを利用するとき、以下3つを組み合わせると最大20.0%の還元も可能です。

  • スマホによるタッチ決済
  • 家族ポイントの登録
  • Vポイントアッププログラムの登録

家族が三井住友カード会員なら家族登録をする、学生なら対象のサービスをカード払いにして、利用できる特典を有効活用しましょう。

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