世界初のライフタイムコミッションASP誕生秘話-KUROKO story-

物事には必ずきっかけがある

何か物事が世に広まる時、そこには必ず最初のきっかけが存在しています。
一体誰がそれを広めたのか、誰がそれを作り出したのか、把握している人はそう多くないんじゃないでしょうか。

気づいたら当たり前に使用していた、そんな物事が世の中にはたくさん溢れています。
例えば、今や国内で当たり前に使われている「ライフタイムバリュー」や「ライフタイムコミッション」という言葉。
これらが広まるきっかけとなったのが、世界初のライフタイムコミッションASPとして始まった当社運営の「ADVack(アドバック)」です。

FXの始まり

どのように「ADVack(アドバック)」が始まり、世の中に「ライフタイムバリュー」や「ライフタイムコミッション」が広がったのか、それを語るために欠かせないのがFXの動きです。
FXのそもそもの始まりは、1998年に施行された改正外為法がきっかけでした。
改正外為法が施行されたことで、一般企業や個人が為替取引を行えるようになり、国内でFXというサービスが誕生したのです。

FXブームの少し前、徐々に業界が盛り上がり始めた2006年ごろ、デイトレーダー向けの総合ポータルサイト「とれまが」を運営していたサイトスコープもFXの存在を知ることになります。
国内の短期売買を行う個人投資家のアクセスシェアトップを誇る「とれまが」を運営していたこともあり、証券系アフィリエイトにおいては圧倒的な成果数のシェアを持っていました。
月間で何万件もの新規の証券口座開設を担っていたこともあり、流行の兆しを見せていたFXの動きに注視することになります。

サイトスコープがFXの存在を知ってから約2年、2008年頃にはFX業界が盛り上がり、ブームが到来していました。
その一方で、取引ルールや仕組みは法律や行政によって厳密に整えられているとはいえない状況でした。
取引業者によっては制度の穴をつくような方法で個人投資家の被った損失を利益にしたり、取引の公正性が各事業者に委ねられてしまうことで詐欺まがいの悪徳業者が出てきたりと、様々な課題が見え隠れしトラブルも生じます。
多くの個人投資家が被害にあうなど、FX業界全体が問題視され始めます。

そんな中、海外から差金決済取引であるCFD取引(コントラクトフォーディファレンス)が日本に上陸してきました。

CFD取引の日本上陸

もともとFXはCFD取引の一つの銘柄でしかなく、CFD取引のごく一部としてグローバルでは扱われていました。
「FXが世界中で取引されている」「流行っている」と勘違いしている方々も大勢いますが、正確にはFXではなく「CFD取引」がグローバルでスタンダードになっています。
そもそもFXという銘柄自体がほぼ日本でしか取引されていない金融商品で、CFD取引に先んじてFXという銘柄の取引のみが日本国内で普及していた歪な状況でした。

そして米国やヨーロッパ、オーストラリアのCFD取引事業者が日本国内への進出に際して、インターネット広告や金融のマーケティングに強い会社としてサイトスコープを指名します。
その後CFD取引事業者とやり取りする中で初めて、海外には「LTV(ライフタイムバリュー)」という概念があることを知ることになりました。
また同時に、海外の成果報酬の概念である「LTC(ライフタイムコミッション)」という言葉があることも知ります。

ライフタイムコミッションとの出会い

「LTV(ライフタイムバリュー)」とは、日本語で「顧客生涯価値」と呼ばれ、ある顧客が自社の商品・サービスを初めて利用してから、長期的な関係の中で得られる利益のことを指しています。
1回の取引だけで終わるのではなく、2回目以降の取引が継続した場合のリピート購入による利益も含まれます。

「LTC(ライフタイムコミッション)」とは、「LTV(ライフタイムバリュー)」に対して広告報酬を支払う仕組みです。当時日本国内はもちろん、海外にも概念はあってもLTVに即したアフィリエイトシステム自体は存在していませんでした。そもそも日本国内でライフタイムバリューというキーワードすらどこにもありませんでした。

この概念との出会いはサイトスコープにとってとても大きな出来事となりました。
このLTVの概念によって、個人投資家の市場での活動期間(生存期間)がはっきりと分かるようになります。
どのように取引事業者が投資家と関わっているのか、どの業者がクリーンな運営をしているのか、広く世間に開示されることになります。
揺れ動くFX業界の状況を見て、個人投資家の将来を守るため、また業界全体の健全化を図るために、サイトスコープは大きな決断をします。
広告から獲得した新規顧客から得られる利益の中から、広告主は継続して成果報酬を支払い続けるというアフィリエイトシステムを作ることを決意したのです。

世界初のライフタイムコミッションASP「ADVack(アドバック)」誕生

開発にあたり、まずは「LTC(ライフタイムコミッション)」の実現性や収益性、事業の継続性を調べる必要がありました。
そこでパートナーとなる様々な金融機関や行政機関、法律の専門家と連携しテストマーケティングを行いました。
およそ2年間検証した結果、ネット広告におけるクライアント保護・メディア保護・業界の健全化といったことに対して当初の目論見以上に非常に大きな効果があることが確認できたのです。

そしてついに、2010年9月7日、世界初のライフタイムコミッションASP「ADVack(アドバック)」β版が誕生しました。
継続型成果報酬による広告配信を実現する次世代の広告モデルとしてローンチしたのです。

ADVack(アドバック)の誕生により、当時日本国内でいくら検索しても出てこなかった「LTC(ライフタイムコミッション)」、「LTV(ライフタイムバリュー)」という言葉は、アフィリエイト業界をはじめ、広く国内に広まっていきました。

当社には金融やトレーディングの事業に関するノウハウがありました。
広く国内金融行政に関して連携することも出来ていました。
またシステム開発ができるバックボーンがあり、自社でイチから大規模なアフィリエイトサービスを開発することも出来ました。
さらにはアフィリエイト業界の黎明期からトップアフィリエイターとしてメディア運営で業界を牽引してきたからこそ分かる、ネット広告業界の功罪もありました。
そのような背景からライフタイムコミッションASPが誕生し、世の中に今の仕組みが広がるきっかけとなったのです。